「もう駐車場探しで彷徨いたくない!」
「(満車ですからと)警備員にたらい回しにされる」
「滞在時間よりも車内にいる時間の方が長かった」
そんな状況を避けるためにどこよりも詳しい【出石初午大祭】完全ガイドを作成してみました。
2018年の出石初午大祭の開催情報
出石初午大祭は但馬・丹後・丹波の「三たん一の大祭」と呼ばれ、但馬三大祭りにも挙げられる有子山稲荷神社の例大祭です。
例年6万人程の参拝客が出石に訪れると言われており、出石の祭りの中でも最大規模のお祭りです。
この記事では、出石初午大祭に関する情報をまとめるとともに、当日参拝する方にとって最も重要な懸念事項である駐車場についての情報を掲載します。
※駐車場に関する情報は随時更新していきます。
2018年の出石初午大祭の日程
出石初午大祭の日程は、毎年3月第3土曜日です。
但馬国出石観光協会にも掲載されていますが、2018年の出石初午大祭の日程は、例年通りで3月17日(土)を含む3日間となります。
2018年 出石初午大祭の予定
3月16日(金) 宵宮
- 午前8:00 神輿渡 御出発
- 午後3:30 帰着(予定)
- 午後8:30まで 神札その他授与、お火焚き
- 午後6:00 宵祭 御旅所/li>
- 午後6:30 子ども成長祈願祭@本殿にて<
宵宮(よいみや、よみや)とは
夜宮,宵宮祭,宵祭とも。現在は例祭の前夜に行われる前夜祭,準備祭となっているが,本来は当番の家やお旅所に奉安されていた神霊が本祭のため本社に帰る還御祭に当たり,例祭の中でも重要な位置を占めていた。
宵宮では、神に酒食を捧げておもてなしをするだけでなく、氏子も神に捧げたのと同じ酒食をいただきます。
飲食物は、その素材も、調理する火も、かまども鍋釜も食器も、すべてが極めて清浄なものを用いることが条件です。
自らの身も清めて、神の意向通りの礼儀作法を守ってはじめて神と一緒に食事できます。氏子たちは夜通し神の御前でもてなしに専念し、感謝と尊崇の念を捧げます。
このように氏子全員が夜通し神社に篭もることを「いごもり」という。「いごもり」という言葉には、神社にずっといる「居篭もり」という意味と、「忌篭もり」という意味が込められているそうです。
宵宮は、「およどもり」(お夜篭もり)「よど」(夜通)、「ごや」(御夜)、「よどい」(夜乞い)、「しょうじいり」(精進入り)などとも呼ばれるとおり、夜通し篭もることなのです。
3月17日(土) 本宮
- 午前8:30 本宮 開始
- 午前10:00 当日祭 (本殿⇒御旅所)
- 午後6:00 本宮 終了
3月18日(日) 後縁
- 午前8:30 後縁 開始
- 午前10:00 後縁祭(御旅所⇒本殿)
- 午後6:00 後縁 終了
出石初午大祭中の駐車場について
通常ですと出石には3つの市営駐車場(普通:400円/大型1,200円)をご利用頂けるのですが、連休中やお祭り期間中はほぼ常時満車で数時間待ちとなるケースもあります。
期間中は臨時駐車場が何ヶ所か用意されるので、最初からそちらを利用することをオススメいたします。
現時点でわかっている臨時駐車場の情報を下記マップに掲載しています。
ちなみに、当店駐車場はその日の予約状況次第で、一般向けに開放したりしなかったりという感じで運営しています。
出石城山ガーデン駐車場
- 大型 1,000円 10台くらい
- 普通 500円 40台くらい
普通車の場合は市営駐車場の方が安いですが、当店のご利用(食事利用または売店で1,000円以上お買い上げ)にて、駐車料金のキャッシュバックを行っているので、空いていればぜひご利用下さい。
城崎温泉からバスでのご来場方法
土日祝日にかぎり、全但バスより城崎温泉と出石を結ぶ直行バスが運行しています。
電車にて城崎温泉をご利用される場合でも、直行バスを利用することで出石初午大祭にご来場頂けます。
全但バス 出石城崎直行バス
城崎温泉(日和山)⇒⇒出石
- 日和山( 8:53)⇒城崎温泉駅( 9:03)⇒出石( 9:55)
- 日和山(10:03)⇒城崎温泉駅(10:13)⇒出石(11:05)
- 日和山(11:23)⇒城崎温泉駅(11:33)⇒出石(12:25)
出石⇒⇒城崎温泉(日和山)
- 出石(11:50)⇒城崎温泉駅(12:43)⇒日和山(12:53)
- 出石(12:50)⇒城崎温泉駅(13:43)⇒日和山(13:53)
- 出石(13:40)⇒城崎温泉駅(14:33)⇒日和山(14:43)
料金は出石-城崎温泉間で750円、出石-日和山間で890円
(参考)
全但バス株式会社:城崎(日和山)~出石直通路線時刻表
全但バス株式会社:城崎(日和山)~出石直通路線運賃表
出石から城崎に向かうバスが早過ぎる気もしますが、出石-豊岡駅線が充実しているので、豊岡駅から電車に乗り換えるのであれば18:30出石発の電車までございます。
直行バスの増便の可能性については、全但バスに問い合わせてみてください。
全但バス株式会社:お問い合わせ
出石からそのまま京阪神に電車で帰る場合
城崎温泉から直行バスで出石に来て、そのままJRで京阪神に帰る予定の方は、JR山陰本線の江原駅、八鹿駅が便利です。
出石初午大祭の出店について
出石の初午といえば、街中にズラ~〜〜〜ッと立ち並ぶ露店や大手前広場に出現するお化け屋敷のイメージが強いですが、実は当店も出店しております。
地元からの出店ブースは豊岡市出石振興局前(大手前の向かい側)となっており、当店は焼き牡蠣のお店の横で地ビールを販売する予定です。
出石振興局前には有子山稲荷参道の正面にあたり、ベンチなどが置かれ休憩所にもなるのでぜひぜひご利用下さい。
露店の出店エリアは、大手前通り、八木通り、田結庄通りと例年通りの場所となります。
先述の駐車場マップに記載してある歩行者天国のエリア(赤線のエリア)あたりが、露店の出店場所です。
出石初午大祭の様子
観光協会のHPやYoutubeから出石初午大祭の画像や映像をご確認して頂けます。
出石初午大祭について
出石初午大祭
有子山稲荷神社の例大祭として江戸時代より始まり400年余りの伝統がある大祭である。出石城藩主が年に一度、初午の日に限り城の大手門を開放して、城内の稲荷神社に町民の参詣を認めたことが始まりとされている。当時は身分制度が確立されていたため、一般の町民が城内に入ることは許されていなかった。そのため、祭りの日には、但馬のみならず、丹後や丹波からも参詣する人がいた。 出石城下町を中心に例年3月第3金・土・日曜日の3日間にわたって行われ、例年6万人の人々が訪れる。
但馬・丹後・丹波の三たん一の大祭で但馬三大祭りのひとつとも言われ、冬の但馬に春を告げる祭りでもある。「出石の初午が過ぎるともう雪は降らない」といわれている。
出石初午大祭 – Wikipedia
出石 有子山稲荷神社
出石城最上段の本丸のさらに一段高い場所に、出石城築上の1604年より鎮座する城の鎮守です。別名、城山稲荷とも呼ばれています。出石城の麓から始まる石段の参道には37基の鳥居が並び、157段上った右手に稲荷郭がありその奥に社殿があります。
有子山稲荷神社のある稲荷郭には、杉の巨木が何本も生えているため遠方から眺めると異様に目立って神秘的な景色になっています。
出石初午大祭は、この有子山稲荷神社の例大祭であり、参拝することが目的のお祭りです。
ご来場の折は、ぜひ参道の石段を登り、本殿にご参拝下さい。
三たん一の大祭へ
出石初午大祭は江戸時代より城主が保護し、生業の神様として但馬のみならず丹後や丹波からも多くの武士や農民、商人が参詣し、商売繁盛・五穀豊穣を祈願することから大きな祭りとなりました。
旧出石町の人口の5倍くらいの来場者数を誇るお祭りで、大手前通りを中心に人が溢れかえり大変賑やかなお祭りです。
日本の古き良きお祭りの雰囲気を楽しめるので、ぜひ多くのお客様にご来場いただければと思います。
そもそも初午祭とは
初午
初午(はつうま)は、2月の最初の午の日。旧暦で1年のうち最初の(つまり1月の)午の日も初午には違いないが、通常は稲荷社の祭の日である2月の初午をいう。初午祭に初午詣(福詣)する参詣者が訪れ、これを雑節の一つとすることがある。旧暦で行う事もあり、その場合は新暦の3月となる事もある。
初午 – Wikipedia
初午はその年の豊作祈願と稲荷信仰が結びついたお祭りで、独自の習慣を加えたものが全国に存在します。
稲荷神社の本社である伏見稲荷神社のご祭神・宇迦御霊神が伊奈利山へ降りた日が、和銅4年(711年)の2月の初午(最初の午の日)であったことから、この日が稲荷神を祀る祭りの日となったそうです。
(2018年3月6日追記)
今年は出石の商工会青年部で、記念写真用のパネルを作ります。稲荷神社参道入口付近に設置するので、ご来場の際はぜひぜひ記念写真を取っていってくださいね★