出石そばの特徴

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出石そばの特徴

出石そばの伝統的なスタイル

出石皿そば1人前

出石そばの特徴といえば、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?

一度でも出石で出石そばを食べた方ならば、「出石そば」と聞くと白い小皿に盛られた皿そばが頭に浮かんでくることでしょう

現代の出石そばは小分けにした出石焼の小皿に盛られた姿が特徴的ですが、これにもちゃんとしたルーツが存在するのです

小皿スタイルは幕末生まれ

幕末の頃に、屋台で皿そばが提供される際に持ち運びに便利な手塩皿にそばを盛っていたのが、小皿スタイルの始まりと言われています。

ちなみに、出石そばとセットで語られることの多い出石焼(白磁)ですが、出石で窯業が盛んとなるのは1760年台以降の古出石焼(最盛期は天保年間1830〜1844年)や、明治初期以降(現在の出石焼)なので、幕末を黒船来航以降(1853〜1868年)とすると、ちょうど同時期頃に産まれたとも言えます。

もっとも、当時から小皿で提供するそばを「出石そば」と呼称していたかは不明ですが。

「出石そば」と呼ばれるスタイルの確立

そば打ち

昭和30年代(1955〜1964年)に「出石そば」として現在も見られるようなスタイルが確立されます。

とはいえ、当時の出石は観光地ではなく、そば屋がわずか3件(今は40件超えています)しかありませんでした。

高度経済成長期に取り残された感のあった出石ですが、1970年頃より観光まちづくりの機運が高まり伝統のある「皿そば」をメインにまちおこしに取り組みます。

そして「出石」は「出石そば」を使ったまちおこしに成功し、関西有数のそば処として知られる現在の観光地「出石」となったのです。

私達が今日「出石そば」と呼ぶスタイルは、この昭和30年台以降に再発見された伝統的な郷土文化です。

出石そばの薬味

出石そばでは、一般的に玉子、とろろ芋、ねぎ、大根おろし、わさび等が薬味として提供されます。
(出石城山ガーデンでは、玉子、とろろ芋、ねぎを薬味として提供しています)

出石そばの特徴として、玉子は鶏卵1個をまるまるそばツユ(出石ではダシと呼びます)に溶いて使用します。
(出石城山ガーデンでは、季節により生玉子ではなく、大根おろしを提供しております

以前の出石では、出雲の割り子そばのように、皿に直接ダシと薬味をかけて食してしました。

現在でも、皿に直接ダシをかけるお客様もいらっしゃいます

出石そばのダシ

兵庫県豊岡市出石町は、日本のダシ文化の中心「大阪」にも近く、関西の舌の肥えたお客様が多いこともあり、そばそのものだけでなく各店ダシにも非常にこだわっています。

一般的には、鰹と昆布の濃厚なダシを使用するのですが、店舗ごとにこだわりがあり特徴が異なるため、自分に合うダシを求めてそば屋巡りを刷るお客様も多くいらっしゃいます。

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